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責任とはとるものではない果たすものである

以前も書きましたが私はこう思います、責任とは果たすものであり、辞任するものではない。


政治家しかり会社の代表や役員しかりである、何かあると「も~し訳ございません、私は今回の不祥事の責任をとり辞任する事に致しました」こんなお話しばかり。


観ていて「何か違うな」いつもそう思っている。


辞めて責任を果たせるならそんな楽な事はない、損害を与えた会社から、沢山の退職金を受け取り、後は悠々自適な生活が待っているだけ。


会社に多大なる損害と社会的ダメージを負わせ、自分が辞める事で責任追及から逃れ、ただ臭いものに蓋をしただけ。


結局何にも変わらないではないか、テレビや雑誌をみていて、腹が立って来る。


これでは若い世代が育つ訳はない、ゆとりとか悟りとか言っているがそんなものではない。


若くてもゆとりでも悟り世代でも、努力してる人を私はたくさん見ている。


しかし世の中の風潮として、最近、何かが大きくズレていると私は個人的に思う。


私だって大した人間ではないが、少なくとも責任逃れをする事はない、自分自身にプライドは持ってないが、作ったものに責任とプライドをもっている。


これが物作りとして当たり前の事であり、職人のプライドである。


責任とは果たすものであって、とって辞任するものではない。






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イシノラボのアンプ

今年の始めにお世話になったEIコアのパワーアンプ、これは二台目で、初期のアンプは(今使用中)トロイダル巻きのタイプでした、二台目を鳴らしっぱなしにしていると二月に、右チャンネルの音がおかしくなって休んでおりました。


トロイダル巻きも広がりがあり、綺麗な音で良いのですが、EIコアのパワーアンプの音は勢いとガッツがあり、エッヂがクッキリしていてグッドでした。


母の介護や色々あり、なかなか持っていく事が出来ませんでした、やっとイシノラボの平野さんと連絡がとれ、車で持っていきました。


最近は注文が増えて製作に追われているとの事、嬉しい限りです、ウエスタンスピリッツのブログを読み「本当なのかな」と半信半疑で聞きに来られ、注文に繋がるそうです、これが答えですね。


久し振りでお会いした平野さんはお元気そうでした、それにしても背の高い方です。


今回も前回同様、気持ち良く受けて下さいました、早速検証されたらしく、今のところ正常との事、私のつなぎ方がおかしかったのかな。


歪み率は0.02以下との事、かなり優秀です、はじめに話されておりました「歪みのないアンプを作ります」この言葉が嬉しかったです。


今更キットで真空管アンプを作るのも面倒だし「大した音にはならないだろう」そう思い、アンプに精通された本物の方がいないものかとあちこち検索して、ある方に教えていただき、一緒に聞きに伺い驚いたのです。


平野さんははじめ私にこう言いました「大したことなかったら大したことない」と言って下さいと。


私の作って頂いたマルチシステムは総て、スタンダードなものでなく、ボリュームスイッチやレベル調整スイッチやトランスや端子にいたるまで、細やかに打ち合わせ納得で作って頂いた別注です。


聞かせて頂いたものとも全く違いますが、イシノラボ独特な音色がなく、録音されたものを正確にそのまま伝える、そう言えるでしょう。


優れたアンプとは、凄いとさえ気付かない程穏やかな音です、こもった感じはなく、情報量がとても多いのです。


普通のアンプとはどこか作った方独特な音色があるものですが、イシノラボのアンプには独特な音色がなく素直な音がします。


しかし、使い手の技量も必要になります、私は作者の平野さんに自分のオーディオ感や、部屋の写真や電源の取り方を説明させていただき、設計製造に関わっていただきました。


平野さんは、写真を見るなり「いい音がしそうな環境ですね、音が聞こえて来そうだ」とお褒めの言葉をいただきました。


オーディオアンプは作者と使い手が上手く出会い、初めて優れた音を鳴らすのだと思います。


使い手は優れたものを依頼したらただ待つのでなく、お迎えする為のお膳立てをしておかなくてはなりません、私がそうだったように、私がその時どれだけの事をやったのか、過去のブログに何度も書いて来ました。


スピーカーだけでも、アンプだけでも、優れたハイエンド機材を使っても、それだけではいい音になる事はないのです。


しかしそれにしても、イシノラボのアンプは素晴らしいと私は思います。


EIコアのパワーアンプは、暫く入院となりました。






マルチシステム

ウエスタンスピリッツのマルチシステムが揃ってから約一年経ちます、去年、父が亡くなったその日に総てが届いたのです、何かを感じます。


総てが揃ってからほぼ毎日(旅行の時だけ総ての電源を落とします)二十四時間鳴らして来ました、一度の不具合もありません。


その中でいまでも音は、いい悪いを繰り返しています、やはりエージングは必要と思います。


ここのところ音は穏やかで安定して来ました、情報量も各段に増えて来ました、日々聞いてるので違いははっきりと分かります。


そして、好みはあるものの、更にジャンルやレーベルを選ばなくなり何でも上手く鳴っています。


それはアナログでもデジタルでもです。


アナログとデジタルの音質の差も以前程ではなくなりました。


マルチは昔から位相管理が難しいとか、なかなか上手く鳴らないとか言われて来ました、しかしそれはマルチに限ったことではないようです。


マルチを成功させるには、先ずはプリアンプやチャンネルデバイダーやパワーアンプのメーカーやクラスがしっかり揃って、ユニット構成を選び違わなければ、後はカットオフ周波数やレベルが合っていれば、必ず及第点までは鳴ると私は確信しております。


しかしどこのマルチシステムも、どこかバランスが崩れています。


後は個人の経験値の差だと言えるでしょう。


マルチシステムにメリットはあっても音質的なデメリットはないと思います。


ただ日本の某メーカーのように、位相をチャンネルデバイダーで合わせる事が出来る事になっていますが、そんな簡単なものではないのです。


位相合わせは根気と経験値でしかありません。


マルチはおかしな組み合わせでない限り、帯域バランスがとれたならば上手く鳴ると思います。


デメリットをあげるとすれば、お金がかかると言う事です。






四十年(オーディオ)

私が初めてオーディオに興味を持ったのは、大学の時にアルバイト先で知り合った先輩との出会いがきっかけです。


JBL4343を使っていました、そのようなオーディオは、見たこともありませんでした。


それから何にも分からず闇雲に音を追求していました、いいものを使う事がいい音を鳴らす条件だと疑う事すらしませんでした。


そして分かって来たのです、ある程度の機材やスピーカーを使っていたら、後は経験である程度までは誰でも鳴らせる事を。


そして生をたくさん聞いてオーディオと比較していくと、オーディオの再生音は生と比べ、違和感があることに気がつきます。


実はソフトには膨大な情報量が入っているのです、それをたくさん拾い上げ再生する、これに尽きるのですが、これが一番難しいのです。


色々なオーディオアクセサリーを私は実にたくさん購入し使って来ました、その時は変化するのでよくなったと勘違いして、アクセサリーがたくさん付いて行きました。


そしてもっといいものが作れる気がして、工具も増えて行きました、しかしどれもホームセンターレベルで本物ではありません。


特に旋盤を購入しようと見に行って説明を聞くと、資格を持っていない方にこの機械はお売りする事が出来ません、理由は、使いこなしが難しく、とても危険だからとの事でした。


なるほどと思いました、衣服が絡まったら外す事が出来ないので、指どころか腕一本なくしてしまいかねません、それどころか人間があっという間にミンチになってしまいます。


亡くなった方もたくさんいらっしゃるそうです、知らないとは恐ろしい事です。


私が購入しようとした旋盤は300万円位で、正直これではまだおもちゃレベルと言われました、これで旋盤は諦めがつきました。


そして暫く考えていました、結論が出たように思い、過去から使ってきたオーディオアクセサリーを一つずつ外して行ったのです。


よくなった筈のオーディオアクセサリー、総てでありませんがほぼ必要なし、外す毎に音は軽く開放的な音になっていきました。


オーディオはある意味、電気的な分野もありますが、物理的なものです。


機械がどの様な動作をして伝え、音に変換するのか、だんだん見えて来たように思えたのです。


四十年オーディオを追いかけても、この位のレベルにしかなりません、しかし分からないよりはましだと思います。






オーディオ考

私にとってオーディオは人生の総てであり、人生そのものです。


オーディオを通して実にたくさんの事を学びました。


ギター少年だった私は人生が見えず、両親にも理解を得られず、グレていました、甘かったのです、良いことは自分、悪い事は人のせいにしてました。


「ひょっとして俺は、何にも出来ない単なる馬鹿なのかもしれない」そう思っていました。


そして18歳の時オーディオと出会いました、初めて見たときは「凄いな、大きいな、自分の部屋には置けないな」と思いました。


しかし、JBLのスピーカーのフォルムに盲目的に憧れ、二年後には自分の部屋にありました。


それがどの様なスピーカーなのかも分からずに、とにかく酷い音でした。


JBLとは皆さん御承知のようにドンシャリ(ドンドンシャリシャリ)の薄く派手な音かボケた音です、何にもしなければです。


苦節四十年、まだまだではありますが、なんとか鳴らす事が出来たと思っております。


私はこうです、例えば低音を低い音階まで鳴らそうとするならば、他の中域や高域やセッティング(二本のスピーカーの角度や微妙な位置関係)を疑い、他の方向からもせめて来ました。


当然、中域や高域を改善するにも、低音や高音域のバランスや他も手を入れます。


そのような考えに至ったのは、色々なジャンルの仕事をされてる方々との出会いの中での会話や考えや情報です。


様々な方向から見つめ直さなくてはいけない、そうでないと何にも分からないまま歳だけとってしまうと思ったのです。


でもこれがなかなか人には伝わらないのです、オーディオは凝り固まった魑魅魍魎の世界だからです。


私もそうでしたが、誰もが疑心暗鬼で、井の中の蛙状態だからです、人間、分かってない事を分かってから進歩するものです。


それには自分の能力を超える方の教えを乞うことです。


そして沢山のガセネタの中から、たった一つの本物を見分ける眼力と経験が必要です。


私にとってオーディオとは、人生そのものであり、生き方そのものなのです。


オーディオと出会ってなければ、私はもっとつまらない人間だったと思います、生きていたのかも分かりません、なのでオーディオに感謝しているのです。






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