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ネットワーク

スピーカーを上手く鳴らす上でこれが総てではないですが、大切なのはネットワークです、ネットワークの部品は大体二十年の経年変化を経て劣化します。


コンデンサーはズバリ容量です、経年変化で容量が抜けます、固定抵抗ならばレベルを調整する上で必要です、しかし、経年変化で抵抗値は上がりやがて切れます。


抵抗がなかったとしても可変式アッテネーターは接点不良を起こし、音がボケたり明るすぎの傾向の音になります、品位が低いのです。


ネットワークは作り直してみたら分かりますが、部品の定数や品位がいかに大切かです。


私は数年前までJBLを信じてオリジナルネットワークを使っていました、ところが突然右側のドライバーだけが鳴ったり鳴らなかったりしてきて、鳴らなくなってしまったのです。


左側のネットワークに右のドライバーを繋ぐと鳴りますので、ドライバーではないようです。


人のアドバイスもあり、回路図を手に入れ、同じ部品定数で安価な部品で、とりあえずネットワークを作り直し聞いてみました、そして驚きました。


繋がり方と音が、がらりと変わったからです、しかし、暫く聞いていると部品の品位に気がつき、再度高級な部品で作り直してみました、エージングに時間がかかりましたが、これがまた激変なのです。


あまり激変するのはよくありませんが、やはり高級な部品を使う事の意味を知りました。


定数がしっかりしたのと、高級な部品はキャパシティーに余裕があり、部品一つ一つの定数のバラつきが少ないのです。


ネットワークの部品だけはすぐれた物を使いたいものです、もともとオーディオとは贅沢なもの、けちってはいけないのかも知れません。


しかし、それから定数をしっかり掴むまでに四年はかかりましたし、かなりの諭吉が出ていきました。


その基礎が出来たので、マルチシステムも一発で決まったのだと思います、ネットワークと比べ激変とは言えませんが、やはり簡単に細かく調整出来るのは激変なのです。


何年も使ってきたスピーカーシステムのネットワークは、かなり部品定数がズレている筈です。


ネットワークを研究し、妥協せず高級な部品で、新たに作ってみてはいかがでしょうか、涙が出るほどの変化をすると思います。


中古品を扱っているお店は分かっている筈ですが、ネットワークはオリジナルなどとうたっております、タンノイのアーデンや、ヤマハのNS‐1000などは、そろそろヤバイと思います。


当然JBLのオリジナル(ビンテージ)も含めて。


私は何でも知ってるかのように書いて見えるのでしょうが、関わっていられる時間も長く、経験を積んできたと言うことは反面、みなさんがしたことのない失敗もたくさんしてきたと言う事です。


失敗を恐れず何でもかかんに挑戦してほしいと思います、まだまだではありますが、私の今日の成功は、総て失敗から学んだものです。


ただ失敗した時の為に、必ず現状復帰出来るような逃げ道を作っておくことを忘れずに。


元に戻せないでは、お話になりません、そして人はたまに原点へ帰ってみる事も必要な事です。


私はそうしています、人はミスを重ねるいきものだからです。


凄い人がいい音を鳴らすのでなく、いい音を鳴らした人が凄いのです。




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